(作成 2009.11.5)
(最終更新 2023.7.1)
地震の前兆情報を元にした地震予知の方法は、経験的に要因別で元を辿ると4つくらいに分類できそうです。
地球のおよそ7割が海、そして残り3割が陸地です。大気から水分を地殻に吸収する場所というと、海ではないので陸地ですね。陸地から水分を吸収するというと雨ですね。海はあれだけ水があるのだから、もうほとんど地殻には吸収されなさそう。広々とした海の合間に地球内部から延びた水を求める触手が陸地、みたいな感じでしょうか。どこからとなく風に流されて飛んできた「雲」、その水分のかたまりから雨が降って大地に水分を補給します。地殻に吸収された水分はやがて蒸発して上昇気流となり『雲』になります。ちょっとここで考えてみましょう。「雲」から地殻へ水分を吸収しやすい場所ということは、、、普通に考えるとその逆に、地殻からの”水分を蒸発しやすいところ”とも言えるかもしれません。そうすると、その水分を吸収しやすくて蒸発しやすいところ、そこには『雲』ができるでしょう。あえて雲の括弧を変えたのは、「雲」は気象雲、『雲』は地震雲になり得る雲じゃないかと思ったからです。
長い時間同じところに止まっている雲、というのに関係しているのかもしれませんし、はたまた、逆に水を吸収しやすいところだから地震が発生しやすい、ということがあるのかないのか、なにか考えられるかもしれません。
大きな地震は広い範囲で地殻を揺らします。スマトラの時は地球全体が揺れたそうです。国内の地震だけではなく、近隣のフィリピン、インドネシアやトンガなどのオセアニア、ユーラシア大陸のヒマラヤ山脈界隈での地震など、特に近隣での大きな地震は、日本の地震にも影響してそうです。そんなわけで、日本で発生した地震も、日本全国の各地に影響がありそうです。海外震源も含め日本列島の全国すべてを揺らして、実際にそこの地震計が振れるような大きな地震があった後です。実際には揺れを感じない地底深くの地震にも、深発地震と言うようですが、これにも気をくばると良いかもしれません。地震が地震を誘発する誘発地震やドミノ現象というやつでしょうか。
海の満ち引き、潮汐は月が関与しているのは有名な話。海面の高さが変わるのは周知の事実ですが、では地殻はどうでしょうか。月が地殻へわずかに力を与えている?さてどうでしょう。ま、ただ、地殻の中には、(なにかとよく出てくるキーワードですが)「水」も含まれています。海岸線の岸壁は長い年月をかけて削られたものもあります。塵も積もればで、わずかな力が上下に働くことで大きな歪(ひずみ)になることもあるのかもしれません。なお、最近の研究では月と地震には関連性があることがわかっています。
月の自転周期と公転周期が同じで、いつも月はおなじ面を地球に向けている、なんてのも、月は地球と切っても切れない関係ですよね。
プレートが例えば1年で8cmずつ動いてるとして、特定の場所だけちっとも動いていない場所があったとしたら、そりゃぁそのうちバキッといくでしょう。地震空白域とか呼ばれているやつです。
リソ/アセノ/メソスフェアの話ではリソスフェアが動いているそうです。プレートテクトニクスという”仮説”。プレートが動き続けている?そりゃ変ですよね。宇宙空間で動き続けるというと、普通に考えれば回転、円運動しかありませんね。地球上で重力に縛られて生活していると、止まっていることが普通に思えてしまいますが、宇宙空間のものはみんな回ってますよね。”くるくる回る”というのが地球上も含め、宇宙全体で普遍的な法則です。台風も回れば便所の水も回ると。”なぜ止まっているのか”と考えるのがシンプルな発想。
他にもまだまだ。あまり実例が思い出せないのですが温度差とかもあるかもしれません。低気圧は熱帯低気圧と温帯低気圧があるそうです。
そして、ここからが本題。
【其乃一】からは、 ・動かない雲を見たら地震があるかも。 ・大雨が降ったら地震があるかも。 :
というように派生していきます。あとは、自分で考えてみてください、、、
と、言うとあまりにもなので例を出しておくと、
【其乃二】からは、 ・トンガやフィリピンでM5超の地震があったら日本でも地震があるかも。 ・無感でも規模の大きな深発地震があったら地震があるかも。 : 【其乃三】からは、 ・満月や新月の頃は地震があるかも。 ・決まった周期で地震の発生しやすい特異日みたいなものがあるかも。 : 【其乃四】からは、 ・最近地震がないなと思ったら近々大きな地震がありそう。 ・ほとんど地震がないと言われている地域は大震災になる。 :
こう考えていくと、地震予知の方法はたくさんありそうです。地震耳がどこに分類されるのかは未だによくわかっていません(^^;
さてさて、どうなのでしょうかね。ご意見は掲示板へどうぞ。